事業紹介

ごあいさつ

近年、生活様式の変化により、ごみも多種多様化し、環境に対し、大きな負荷を与えており、ごみの積極的な減量化・資源化を行うためにも安全で確実なごみ処理が必要となっております。

小山広域保健衛生組合においては、中央清掃センター粗大ごみ処理施設の老朽化に伴い「人と地球にやさしく地域に親しまれる施設」をコンセプトに、リサイクルセンターを2016年度(平成28年度)より継続事業として、下野市下坪山地内に建設を進めてまいりました。

この度、完成しました施設は、管内自治体から収集される粗大ごみ・不燃系資源ごみを、最新技術を導入した破砕・選別処理機器により可能な限り、鉄・アルミなどの資源の回収に努めるとともに、施設の稼働においても環境への負荷が少なくなるよう配慮し、コストダウンと処理の効率化が図れる施設としました。

また、当センター内には、リサイクルの大切さや楽しさを体験・学習できる施設や住民が排出した粗大ごみのうち再利用可能なものを修繕し、住民に再度利用していただく再生品のリユース事業を行う普及啓発棟を併設しました。

今後は、本施設の安全・安心な運転管理に万全を期すとともに、地域のごみの適正処理に努めて参りますので、住民の皆様にもさらなるごみの減量化・資源化に向けた取り組みにご協力を賜りますようお願い申し上げます。

結びに、本施設の建設にあたり、深いご理解とご協力を賜りました周辺地域の皆様をはじめ関係各位に心より感謝とお礼を申し上げるとともに、今後一層のご支援を賜りますようお願い申し上げます。


ごみの中から資源を選別、循環型社会の形成 を推進する「マテリアルリサイクル」

運び込まれたごみを資源として再生。リサイクルセンターは家庭、会社、工場などから排出される「ごみ」の中から資源を回収し、それを新しい製品の原料として再利用します。